セキレイ三種(2021.08.08)

アクトパル宇治沿いの西笠取川でもよく見られます。沖縄や北海道では旅鳥として主に冬に飛来するようですが、関西地区では全て留鳥です。また、セグロセキレイは日本固有の種です。

順に見ていく前に問題です。①はどのセキレイの幼鳥でしょうか。答えは最後のお楽しみ。

では、一番小さい、と言ってもわずか1㎝の違いですが、20㎝のキセキレイです。②と③です。ただ、③は大きく見えませんか。写す角度によって尾が長く見え、違う鳥かと勘違いします。小川の石の上や林道などでピョンピョンと飛んでいるときの黄色が綺麗です。

④はセグロセキレイで21㎝です。見た目は一番大きく見えますが⑤のハクセキレイと同じ大きさです。

ハクセキレイは校庭や駅、街中の建物近くでもよく見られ、パン屑などがあれば結構近くまで取りにきます。

3種とも尾を振りながら地上を歩き、愛嬌一杯の仕草で思わず微笑んでしまいます。また、林道を歩いている時には、10㍍くらい先に出てきて、近づくと少し先に、近づくとまた先に行く、というふうに道案内をしてくれているような動きもしてくれます。

アクトパル宇治に来られた時は、ちょっと注意して探してみると8割くらいの確立で見つけられると思います。

では、セグロ、、、ときたら、ハラグロは?となりませんか。調べてみました。人間社会と違って腹黒い鳥はいませんでした。その代わりに、クロハラはいました。クロハラアジサシという海の鳥です。私も一つ賢くなりました。

さて幼鳥の回答です。セグロセキレイです。写真の時点ではまだ全く黒い部分は出ていません。でも、この一枚も同じセグロセキレイの幼鳥ですが、かなり黒い部分が増えています。間もなく立派な成鳥となります。

セキレイ三種の観察記でした。

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