幸せの青い鳥パート2(2022.01.16)

新春を寿ぎ、2022年の幕開けは、“幸せの青い鳥”の続編です。

“小牧(これを書いている私です)推し”の幸せの青い鳥、ルリビタキのオスとメスです。

ルリビタキ

ルリビタキのオスとメスでは全体の雰囲気、つまり体の色がかなり違います。二羽を並べた写真は同じようなポーズなのでわかりやすいですね。

さて、どっちがメスだと思いますか?

右の地味なほうです。

野鳥全般に言えることですが、オスは綺麗な色合いなのに、メスは全く別の種類かと思うほど目立たない色をしているものも結構多いです。

でもルリビタキのメスは色彩的にはそれほど地味ではありません。この写真はメスですが少しオレンジ色が出ていてかわいいですね。

新しい年になりルリビタキもあちこちで見られるようになりました。アクトパル宇治では北の広場あたりにいました。山際の地上で動くものがいれば多分ルリビタキです。ただ、小さくて警戒心も強いので、遠くから見つけて双眼鏡やカメラのズームで確認することが大事です。オスの場合瑠璃色が目に入るのでわかります。メスはオレンジ色が目立ちます。

それから、前回“幸せの青い鳥”から外したイソヒヨドリのメスもご覧ください。

イソヒヨドリ メス

こちらは上述したような、別種かと思わせるような色合いです。小川の岸辺にいてもイソヒヨドリとはなかなかわかりません。この地味さが“幸せの青い鳥”を降りてもらった理由の一つにもなっています。

ただ、イソヒヨドリの名誉回復のため申し上げますと、鳴き声は三大鳴鳥と言われるウグイス・オオルリ・コマドリに匹敵する美声です。電柱や民家の屋根で聞き惚れるような鳴き声がしたら、まずイソヒヨドリと思ってください。特に春から初夏にかけてよく聞かれます。

他にも冬鳥のジョウビタキ、夏鳥のオオルリやキビタキなど、オス・メスの比較をするとなかなか興味深い鳥も何種かいますが、いずれ機会をみて。

※イソヒヨドリ オス

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です