オス・メスパート3(2022.09.16)

久しぶりのオス・メスです。今回はカワセミです。

カワセミはその飛ぶ姿の美しさから“渓流の宝石”と呼ばれています。

渓流をコバルトブルーがスーと飛んでいるのを見ると思わず見とれてしまいます。何度撮影しても会えば必ずカメラを構える、私の好きな野鳥の一種です。

このオスとメスの違いは普通に見ただけではまずわかりません。写真に撮ってみて初めてオスだ、メスだ、とわかります。

カワセミ①
カワセミ②

どこが違うかわかりますか?②のクチバシを見てください。良い写真がありませんでしたので焦点は少し甘いですが、赤い下クチバシが確認できると思います。これがメスの特徴です。

これまでルリビタキとジョウビタキのオス・メスについて書きましたが、どちらも羽根の色の違いがはっきりしています。カワセミのようにオス・メスでクチバシの色が違うという鳥は日本ではほとんどいないのではないでしょうか。

カワセミは渓流だけでなく、ちょっとした小川でも結構見られます。小さく、動きが速いので多くの方が見過ごしているだけのように思います。

我が家に隣接する川幅2㍍にも満たない魚も住んでいない川にも毎冬やってきます。我が家では『今日もご出勤です』と家の中からしばし眺めています。

メスは我が家の窓から撮ったものです。

アクトパルでも、人の比較的少ない北の広場の小川沿いで見られるのではないでしょうか。ゆっくりと歩きながら探してみてください。

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