秋も深まってきました。渡り鳥や冬の鳥がやってくる季節です。今年は何が見られるかと、ウォークバーディングも毎回ワクワク気分です。少し前には今季初のコサメビタキを見ました。
と書きながら、今日はコサメビタキではなく、シジュウカラに代表されるカラ類三種です。
この三種、ネクタイや帽子を着けています。(着けているように見えます)
まずお馴染みのシジュウカラです。
前面からみると一目瞭然です。ネクタイをしていますね。
我が家の前の電線にもよく止っていたりと、身近な場所に出没するので多くの方が一度は見たことがあるのではないでしょうか。
低い山ではヤマガラと混在していることも多いのですが、ヤマガラはお腹や首回りのオレンジ色、シジュウカラは頬の白が目立ちますので、判別は容易です。
少し高度のある山地に住むのはヒガラとコガラです。ここ笠取周辺では秋~冬に見られます。
このヒガラ、喉が黒く、まさに蝶ネクタイです。
ネットでも、蝶ネクタイのヒガラ、という紹介をしている方も多いです。
シジュウカラよりちょっと気障?いやおしゃれなのかな。カラ類の中では一番小さく、約11㎝。その小ささで松の枝の間を忙しく飛び回っているので撮るのは一苦労です。
もう一種のコガラは何とベレー帽です。
野鳥の会京都支部のH・Pによると、芦生の森や大江山などで見られるようですが、全体的にはあまり観察頻度は多くないようです。但し、笠取周辺では、冬の林道の尾根筋を歩いていると結構見ることができます。
ベレー帽は女性に多いという印象ですが、男性もそれなりに見かけます。ベレー帽でさっそうと歩く男性に文字通り、脱帽です。
私はいつも野球帽です。もう少しオシャレに気を使わなければと反省しきりです。