先月末あたりからホトトギスの鳴き声が聞こえ始めました。
数年にわたって追いかけていますが、未だ撮れていません。鳴き声はもちろん、姿も見ているのですが、写真に収めることができません。毎年シーズン初めには、今年こそは、と意気込んでいるのですが。
今回は、そのホトトギスと区別ができないくらいよく似ているツツドリです。
ツツドリ・ホトトギス・カッコウを杜鵑類(とけん類と読みます)と総称します。
その杜鵑類を撮影難易度に並べると、撮りやすい順に、ホトトギス、ツツドリ、カッコウです。
ホトトギスより先に難易度が高いツツドリが撮れたのは幸運の一言につきます。
もう数年前になりますが、東笠取でモビングを受けている鳥が近くの電線に止りました。ハトくらいの大きさでしたので、その時はハトがモビングされる(?)と思った程度でしたが、念のためカメラでズームしてみたところ、何とツツドリです。
すぐにシャッターを押したのですが、逆光のためあまり良い写真とはなりません(①の写真)。モビングから逃れ一安心したのかすぐに飛び去りました。
が、幸運なことに山側の電線に止ってくれました。バックが山の緑となり、はっきりとしたツツドリが撮れました。それでも、②のように、すぐにはこちらを向いてくれなくて、カメラを構えたままじっと待っていて、ようやく③の写真となりました。
ちなみに、モビングとは、攻撃される側がその前に数羽、多い時は十数羽で逆攻撃をしかけることです。鷹類へハトやヒヨドリなどが仕掛けることが多いようです。杜鵑類は鷹類ではありませんが、飛び方が鷹のように見えるのでモビングされたようです。
ちなみに、ツツドリという名前は、竹筒をたたくような、ポッポッポッと鳴くことから付けられたと言われています。
ホトトギスが撮れた際は、このブログでツツドリとの違いを比較したいと思います。
今年は実現しますように。