特に珍しい鳥ではないのですが、笠取では初めて見たので新規の鳥として取り上げます。
まずはマガモ。
マガモは冬場に河川や湖など、水がある所にはどこでもいるカモですが、6月上旬、水の張った田んぼで見かけました。
越冬のためにやってくるので、6月は飛び去る前のぎりぎりの時期かと思います。
写真のように、オスは色鮮やかで、特に首から頭にかけての緑は大変美しいです。
ちなみに、アイガモ農法で使われるアイガモはマガモとアヒルとの掛け合わせで作られました。
さらに、アヒルはマガモを品種改良したものなので、結局アイガモもマガモの一種となります。
それにしても、アヒルを見て、元はマガモとはちょっと想像できませんね。
もう一種はウです。
笠取川に沿ってウが飛んでいました。多分カワウかと思うのですが、川にもウミウがいるので100%の確信ではありません。
カワウとウミウの判別は大変難しいです。ウミウはカワウより少し大きいので並んでいるとわかると思うのですが、そう都合良く一緒にいるわけではありません。
おおまかに川にいるのがカワウ、海にいるのがウミウとしておきましょう。写真はカワウです。
ところで、鵜飼いで使われるウはどちらでしょうか。
単純に考えればカワウ、となるのですが、正解はウミウです。
宇治川の塔ノ島には鵜飼いに使うウの小屋がありますので、ウミウを見たい方は塔ノ島にお出かけください。