ヒクイナ:


タマシギを見に干拓地に行っている時、ある朝コッコッコッという鳴き声が聞こえてきました。
その方向を見ていたら、何とヒクイナが顔を出しました。まさかこんな所(田畑)で見るとはちょっと驚きです。
水田も生息地の一つですが、池や湿地帯のイメージが強く、実際私が初めて写真に撮ったのも水草が一杯の小さな池でした(写真①)。
その後も何度か目にしたので、タマシギ同様干拓地で繁殖をしているようです。
ヒクイナは絶滅危惧種で警戒心が強く、図鑑では見つけるのは困難、と書かれていますが、早朝の干拓地は比較的よく見かけます。ただ、一度人を見て芦や稲の切り株などに入ってしまうとその日はもう見られません。
写真②はチラ見せで焦点を合わせる間もなくさっと隠れた一枚です。
色鮮やかなヒクイナ、何度見ても撮りたくなる鳥です。