平和のハト(2022.12.17)

今地球上では戦争やコロナの蔓延など、落ち着かない日々が続いています。

来年は穏やかな平和な世界になってほしい、と“平和の象徴”のハトを取り上げました。

みなさんお馴染みのハトはドバトと言い、神社や公園、駅などで群れています。

ドバト

ドバトはかって伝書鳩としても利用されていたように、訓練すれば飼育箱に戻ってきます。私も子供の頃十数羽飼っていて、数キロ離れた所から放鳥し、自宅へ戻ってくるのを楽しんでいました。

そんなハトも、番外編でも紹介しましたが、イタチに襲われ全滅しました。

それらとは別に、田畑や市街地で2~3羽で見かけるハトにキジバトがいます。

キジバト

見分け方は、首に短冊型の斑紋があることです。ドバトと一緒にいることもあるので、ぱっと見、ではすぐには区別ができないこともあります。

さらに、もう一種アオバトがいます。主に山に住んでいて、ワーオーワーオと鳴いています。

アオバト

特徴的な鳴き声なのでアオバトがいるとわかりますが、絶対数が少ないのか、年間を通しても2~3度聞くかどうかといった頻度です。撮るのも結構難しく、一度だけ鳴き声のするほうを探して見つけたことがありましたが、他の二度は、たまたま上を見たときそれらしきものを見てカメラをズームして初めてアオバトとわかったという偶然の撮影でした。

林道でアオバトのワーオーワーオという鳴き声を聞くと何となくほっこりします。癒やされるような鳴き声です。

日本で見られるハトは7種ですが、既述の3種以外では、シラコバト(関東地方の一部に生息)・カラスバト(伊豆諸島や南西諸島などの島嶼部で生息)・キンバト(南西諸島に生息)・ベ二バト(渡りの時期に九州や南西諸島に飛来)がいます。何かの理由で迷い鳥としてやってこない限り関西地区で見ることはないと思います。

ハトと言っても色々な種類がいるものですね。

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