今回は大型キツツキの残り、アオゲラです。
22年8月にアカゲラとオオアカゲラと取り上げましたが、今回は同じような場所にいるアオゲラです。
見た目は青というより緑です。
古い時代(平安時代の頃かな?)は緑を青と呼んでいたようです。その名残りで、青信号、青菜、青リンゴなどと言いますが、実際は全て緑ですね。
このアオゲラ、29㎝と結構大きいので鳴き声やドラミング(アカゲラ・オオアカゲラのブログ参照)を聞けば比較的見つけやすいです。
ちなみに、アカゲラは24㎝、オオアカゲラは28㎝です。ただ、アオゲラはアカゲラやオオアカゲラより葉っぱに付いている虫もよく食べます。そのため青々と茂った木に止ると簡単には見つけられません。
先日運良く枯れ木に二羽止っているのを発見、何とかツーショットを、とカメラを構えシャッターチャンスを狙っていたのですが、残念ながら上のアオゲラが飛んで行ってしまいました。
写真は飛ぶ前のギリギリの距離です。
そのあと下のアオゲラは上まで行きコンコンコンとやり始めました。カメラで見ていると舌が出ているようです。何枚か撮ってみました。
バックが青空だったのでアオゲラの色がくすんでしまいましたが、嘴の先に舌が伸びているのがわかるかと思います。
昔話の“舌切り雀”にもあるように、どの野鳥にも舌はあります。ただ、はっきりとわかる舌を見たのは初めてだったので、その長さも含めちょっとびっくりでした。