今回はハヤブサです。

喜撰山(京都府と滋賀県の県境の山)で毎年営巣するハヤブサ。
笠取へはひとっ飛び。いずれ会えると思っていたのですが結構時間がかかりました。
1月、いつもの林道を歩いていたら、突然山手から低空で谷筋に飛んで行きました。瞬間見た顔のハヤブサひげでハヤブサと判断しました。
ハヤブサは留鳥で喜撰山では巣立ちの頃(6月頃)は多くのバードウォッチャーが集まります。
巣は断崖の上部にあり、岩穴で子育てをします。穴の入り口は少し出っ張っていて、常連さんは“お立ち台”と呼び、そこから巣立っていく幼鳥を撮影します。

このハヤブサ、結構たくましく都市のビルなどでも営巣します。
テレビでたまに放映しているのを見た方もおられるのではないでしょうか。
高層ビルを崖に見立てているのかもしれません。また、主要な餌のハトが多くいるのも都市部に進出した理由のようです。
写真は喜撰山と巨椋干拓地で撮ったものです。