1月、2月に続き今年3種目の新規の野鳥です。
クチバシが交差しているイスカという結構珍しい冬の鳥です。
クチバシが交差しているのは、松の実を割るのに都合が良いのだそうです。世界の鳥類の中でもイスカだけではないか、と言われています。
私自身初めて撮りました。年によって飛来数の差が著しく、飛来した時は、京都では比叡山で見られるようですが、京都野鳥の会のイスカの紹介欄では、京都府内で見ることはごく少ない、と書いてあり、半ばあきらめていた鳥です。
写真のように、オスは鮮やかな赤褐色で、他の鳥と見間違うことはありません。
アカマツやカラマツの種子を食べるので、冬のウォークバーディングでは松の木の上を見ながら歩いているのですが、今回、前方の葉の落ちたマツに20~30羽の集団がいるのを見つけました。
目視では、何となく赤っぽいかな、という程度だったのですが、まさかイスカとは思わず、いつも見ているウソかなとカメラをズームしたらクチバシが交差していました。
宇治で見ることはない、と思っていたのでちょっと興奮しました。